石材店の選び方と、断るときの伝え方
撤去工事の費用は、石材店によって差が出ます。同じお墓でも金額が倍近く違うことがあり、どこに頼むかが総額を左右します。
最初に確認すること:指定石材店の有無
民間霊園や寺院墓地には、工事を行える石材店が決められている場合があります。これを指定石材店といいます。
指定がある場合、他の石材店に頼むことはできません。相見積もりが成立しないため、選び方の話に入る前にここを確認してください。墓地の管理者に「工事をお願いできる石材店は決まっていますか」と聞くのが早いです。
指定がある場合にできること
金額の交渉余地は限られますが、内訳を出してもらうことはできます。何にいくらかかっているかが分かれば、不要な作業を外せる場合があります。
指定がない場合に見るところ
1. 墓地の場所を見に来るか
現地を見ずに金額を出す店は避けてください。撤去費は、道の幅、階段の有無、重機が入れるかでほとんど決まります。見ずに出した金額は、工事が始まってから増えます。
2. 内訳が項目ごとに分かれているか
「墓じまい一式」とだけ書かれた見積書では、比較のしようがありません。解体、撤去、運搬、処分、整地が分かれているかを見てください。
3. 処分の方法を説明できるか
撤去した墓石をどこでどう処分するかを聞いてください。明確に答えられる店は、処分費を正しく見積もっています。
4. 追加費用が発生する条件を先に言うか
掘ってみたら基礎が深かった、想定より石が多かった。こうした事態は実際に起こります。起こりうることを先に説明する店のほうが、後の請求で揉めません。
見積書を並べたときに見る欄
| 項目 | 良い見積書 | 注意したい見積書 |
|---|---|---|
| 現地調査 | 見に来たうえで金額を出している | 写真だけ、または見ずに概算 |
| 内訳 | 解体・撤去・運搬・処分・整地が分かれている | 「墓じまい一式」 |
| 処分 | どこでどう処分するか答えられる | 説明があいまい |
| 追加費用 | 発生する条件を先に書いてある | 触れていない |
| 有効期限 | 期限が書いてある | 期限がなく、急がされる |
断るときの伝え方
相見積もりを取れば、必ず断る先が出ます。気が重いところですが、簡潔で構いません。
「お見積りありがとうございました。検討の結果、今回は他社さんにお願いすることにいたしました。またの機会によろしくお願いいたします」
理由を細かく説明する必要はありません。金額が理由であっても、そう言わなくて構いません。言うと値引きの話が始まり、かえって長引きます。
相見積もりであることは最初に伝えてよい
隠す必要はありません。むしろ先に伝えたほうが、最初から実際の金額が出てきます。
断りのご連絡もこちらでお受けします
ご相談いただければ、お墓の条件に合う石材店に見積もりを依頼し、そろった形でお渡しします。石材店からお客様へ直接お電話がいくことはありません。お断りのご連絡も当方でお受けします。
この記事の根拠
制度や金額について書いた部分は、次の一次情報で確認しています。 自治体ごとの手数料や必要書類は、各市町村のページに出典と確認日を記載しています。
ご相談は無料です
どう進めればよいかわからない、という段階でも結構です。 ご事情をお聞きして、順番をご案内します。
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