離檀料の相場と、お寺への伝え方
2026年9月15日 更新
墓じまいのご相談で、費用よりも多く聞かれるのが離檀料のことです。いくら払えばよいのか、断ったら揉めるのか。順に整理します。
離檀料に支払いの義務はありません
離檀料は、これまでお墓を守っていただいたお寺へのお礼としてお包みするものです。法律に定められた支払い義務はなく、契約書に金額が書かれているものでもありません。
ただし、義務がないことと、払わないほうがよいことは別です。長年お世話になった関係を終えるにあたって、お礼をお渡しするのが通例になっています。
金額の目安
墓じまいの情報を扱う大手サイトでは、離檀料の目安を10万円から20万円程度としています。法要1回分のお布施を基準に考える方が多く、3万円から10万円ほどをお包みされる場合もあります。
金額に決まりがない以上、正解はありません。これまでの付き合いの長さと、お寺との関係の深さで判断されるのが実際のところです。
伝える順番
金額よりも、伝える順番のほうが結果を左右します。
- まず、お墓を続けていくのが難しくなった事情をお伝えする
- これまでお守りいただいたお礼をお伝えする
- そのうえで、改葬を考えている旨をご相談する
- 離檀料については、こちらから「いかほどお包みすればよいでしょうか」と尋ねる
先に「いくらかかりますか」と切り出すと、事務的な交渉の話になってしまいます。事情とお礼を先に置くことで、相談として受け止めていただけます。
伝えにくい事情ほど、そのまま伝える
遠方に住んでいて管理ができない、跡を継ぐ人がいない、経済的に続けられない。どれも珍しい事情ではなく、ご住職は同じ相談を何度も受けています。取り繕う必要はありません。
高額を求められたとき
まれに、想定を大きく超える額を求められたというご相談があります。その場で即答せず、一度持ち帰ってください。
そのうえで、次の順に進めます。
- ご自身の事情と、用意できる範囲を率直にお伝えする
- それでも折り合わない場合は、第三者を間に入れる
- 埋蔵証明書の発行を拒まれる場合は、市町村の窓口に相談する
改葬許可の申請にあたって、市町村によっては埋蔵証明書に代わる書類での対応を認めている場合があります。まずは窓口にご相談ください。
ひとりで抱えないでください
お寺への切り出し方から一緒に考えます。ご相談は無料で、しつこい営業もいたしません。
ご相談は無料です
どう進めればよいかわからない、という段階でも結構です。 ご事情をお聞きして、順番をご案内します。
- しつこい営業はありません
- 1営業日以内にご返信します
